2015年1月アーカイブ

必要運転資金に関しては、手形貸付での対応が可能になりました!

ずっと、セミナーとか、寄稿とかとかで訴えてきたことが、実現されたよ~

やっと、金融庁の方々、中小企業金融の実態を理解してくれたのね。

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「金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕への新たな事例の追加について」が公表されました。

 金融庁では、「まち・ひと・しごと創生総合戦略(平成26年12月27日閣議決定)」を踏まえた「金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕への新たな事例の追加について」を公表されましたのでご案内いたします。

 金融庁では、平成14年に、書替えが継続している手形貸付等(「短期継続融資」)について、正常運転資金を超える部分は不良債権に当たるかどうかの検証が必要、との考え方を金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕(事例19)でお示ししました。
 これを受け、一部の金融機関においては、正常運転資金の範囲内での融資であっても、「短期継続融資」による対応を差し控え、長期融資(多くは担保・保証付)で対応する動きも見られてきたところです。
 こうした経緯を踏まえ、今般、金融庁では、金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕に新たな事例(事例20)を追加し、以下の趣旨を明確化することといたしました。
 
1.正常運転資金に対して、「短期継続融資」で対応することは何ら問題ない。
2.「短期継続融資」は、無担保、無保証の短期融資で債務者の資金ニーズに応需し、書替え時には、債務者の業況や実態を適切に把握してその継続の是非を判断するため、金融機関が目利き力を発揮するための融資の一手法となり得る。
3.正常運転資金は一般的に、卸・小売業、製造業の場合、「売上債権+棚卸資産-仕入債務」とされているが、業種や事業によって様々であり、また、ある一時点のバランス
 シートの状況だけでなく、期中に発生した資金需要等のフロー面や事業の状況を考慮することも重要である。

 1.金融庁ホームページ
   http://www.fsa.go.jp/news/26/ginkou/20150120-1.html

本日より、業務を開始致しました。よろしくお願いします。

さて、本年の事務所の目標は「事務所総合力の強化」とし、先ほど発表しました。その具体的な目的は、日ごろお世話になっている関与先様の黒字化にあります。現在、関与先様の黒字割合が64.9%まで来ております。これは、国税庁が発表しております黒字申告割合29.1%に比べても倍以上で、非常に高い数字です。

この黒字割合を70%超にしたい。財務体質がいい企業になってほしい。それが我々の願いです。そのためには、月次決算の早期化、予算登録などが必須です。これらについて、企業さんの努力も必要になってきますが、攻めの会計を行うためにも、一層のご協力をお願いします。

本年もみなさまにとって、よい年になりますように!

甲賀伸彦

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