エピソード131 公文書と私文書

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 9月9日付の道新記事で、アリバイ会社が摘発される事件が記載されていました。
私はこのアリバイ会社という法人がビジネス上、成り立っていることも初めて知りました。


問題なのはそこではなく、もう一つの取引会社が虚偽の源泉徴収票を発行し、行政からの所得証明書で住宅ローンを借りて資金をせしめたことです。(詐欺罪)


源泉徴収票自体は、いわゆる「私文書」のため、「公文書偽造」の罪で摘発されることは難しいと言われています。公文書は、国や公務員が作成した文章で本件では「所得証明書」が該当します。逆に私文書は簡単に言うと、誰でも作成できてしまうのです。


当人が実際に給与を支給されていないのにも関わらず、源泉徴収票を偽造し、ローンを組ませることは法律論は別として、親切でもなければ信頼関係が深まるわけでもありません。
仮にその行為で喜ばれたとしたら、同じような間違った解釈の人たちの集団になってしまうことだと思います。


法律に触れなければ、道義的にも倫理的にも何をしてもいいというわけではないと思います。
必ず天罰が下ると思います。
私は正しい倫理観や方向性を持たれた人たちとのつながりを大事にし、成長して行けたらなと感じました。

本文中の表現が間違っていたらごめんなさい。いち個人の感想です。


十より

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