昨日は、税理士会の研修がありました。
テーマは、「綱紀」について。
【綱紀】とはデジタル大辞泉によると
《「綱」は太いつな、「紀」は細いつなの意》国家を治める大法と細則。また、一般に規律。
とあります。
現代的に言うならば、コンプライアンス・ガバナンス研修って感じでしょうか?
まずは、
1.税理士法に規定される事、会則・規則の確認。
2.監督に関する法令、会則、規則
3.そして、責任・懲戒・処分
と綱紀監察関連の諸規定を確認しました。
最近は、法令順守という立場から、処罰が多くなってきております。
次に事例の検討です。
1.ニセ税理士行為
2.名義貸し行為
3.非税理士との提携
4.信用失墜行為
5.使用人等に対する責任
ニセ税理士、あるいは名義貸しといったことは耳にします。知らないで頼んでいる企業は、本当にかわいそうです。たとえば税務調査があっても、調査立ち合いできないのですから・・・
その他、お客様の守秘義務については当然の事ですが、顧問終了後についても同様とされます。また、事務所職員についても税理士同様に秘密を守る義務があり、職員でなくなった場合も同様とされます。
弊事務所では、使用人に対する責任として、外部・内部の研修、あるは業務日報の事務所内での回覧、監査完了通知に署名・捺印を頂くなど、お客様への相互信頼をより強固にするための体制を整備しております。また、ISO9001を取得しこれを外部から確認してもらう体制も構築しております。
皆様方に、安心してご利用いただける環境づくりをしておりますので、今後ともよろしくお願いします。
おしまい 甲賀
コメントする