ドメイン、ワークグループ、ホームグループの違い
ドメイン、ワークグループ、ホームグループは、ネットワーク上のコンピューターの編成に使用される方法で、それぞれ異なるものです。この 3 つの主な違いは、ネットワーク上のコンピューターおよびその他のリソースが管理される方法です。
ネットワーク 上で Windows を実行しているコンピューターは、 ワークグループまたはドメインに属している必要があります。ホーム ネットワーク上で Windows を実行しているコンピューターは、ホームグループに属することもできますが、必須ではありません。
ホーム ネットワークのコンピューターは通常はワークグループに属し、ホームグループに属することも可能です。職場のネットワークのコンピューターは通常はドメインに属しています。
<自分のコンピューターがワークグループとドメインのどちらに属しているかを確認するには>
[システム] を開くには、[スタート] ボタン をクリックし、[コンピューター] を右クリックしてから、[プロパティー] をクリックします。
[コンピューター名、ドメインおよびワークグループの設定] の下に、「ワークグループ」または「ドメイン」と表示され、続いて名前が表示されます。
<自分のコンピューターがホームグループに属しているかどうかを確認するには>
[ネットワークと共有センター] を開くには、[スタート] ボタン 、[コントロール パネル] の順にクリックします。検索ボックスに「ネットワーク」と入力し、[ネットワークと共有センター] をクリックします。
ホームグループの横に「参加済み」と表示されていれば、お使いのコンピューターはホームグループに属しています。
1)ワークグループのメンバーの場合
•すべてのコンピューターは対等であり、どのコンピューターも別のコンピューターを制御しません。
•各コンピューターが、一連のユーザー アカウントを持ちます。ワークグループ内のコンピューターにログオンするには、そのコンピューターにアカウントを持っている必要があります。
•通常、コンピューターの台数は 20 台以下です。
•ワークグループはパスワードで保護されていません。
•すべてのコンピューターが、同じローカル ネットワーク上またはサブネット上になければなりません。
2)ホームグループのメンバーの場合
•ホーム ネットワークのコンピューターは、ワークグループに属することが必要ですが、ホームグループに属することもできます。ホームグループがあれば、画像、音楽、ビデオ、ドキュメント、およびプリンターをホーム ネットワーク上の他のユーザーと共有するのが簡単になります。
•ホームグループはパスワードで保護されていますが、コンピューターをホームグループに追加するときに 1 回入力する必要があるだけです。
3)ドメインのメンバーの場合
•1 台以上のコンピューターがサーバーになります。ネットワーク管理者は、ドメインのすべてのコンピューターのセキュリティおよびアクセス許可を制御するためにサーバーを使用します。これにより自動的にすべてのコンピューターに変更を加えられるため、変更が簡単になります。ドメイン ユーザーの場合は、ドメインにアクセスするたびにパスワードまたはその他の資格情報を入力する必要があります。
•ドメインのユーザー アカウントを持つ場合は、そのドメインのすべてのコンピューターに、そのコンピューターのアカウントを必要とせずにログオンできます。
•多くの場合、ネットワーク管理者はコンピューター間の整合性を維持する必要があるため、ユーザーがコンピューターの設定に加えられる変更は制限されています。
•ドメイン内のコンピューターの台数は何千にもなる場合があります。
•コンピューターは異なるローカル ネットワークに所属できます。
出典:マイクロソフトホームページより
おしまい 甲賀
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