エピソード112 餅は餅屋

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日本中誰もが感じている不景気の中で、現状を打破するためか事の真意は人それぞれですが、事業を多角化したり、サービスを拡大しようと努力されている機会を目にします。
何かアクションをという気持ちはすごくわかりますし、否定もしません。

しかし、行動される経営者さんの心に留めて頂きたいのは最低でも、綿密な計画・資金・人・情熱・ビジョンの5つがそろわないのであれば、今は動くべきではないという決断も必要だと思います。人や金融機関に流されてなんて論外です。(いらっしゃらないと思いますが)

仕事上、私もクライアントさんから次の事業展開への"ゴーサイン"を求められる時があります。そんな時、上記の5つが感覚的でもクリアされるのであれば「行きましょう!」とお伝えします。

そして、早い段階でプロ集団(司法書士・社労士等)をご紹介し、クライアントさんの防護壁を作ってあげます。もちろん、私の立場では税金や経理の相談・借入の事前相談等を行います。

個人的には、クライアントさんが思い切り・気持ちよく事業ができる環境作りを手助けする役割をイメージしております。中途半端に関わっては、うまく行かなくなると思うからです。

また、あえて5つの条件にプラスαを加えるとすれば、素晴らしい金融機関担当者との出会いだと思います。簡単に述べると仕事ができる人ですが、交渉中に安易に保全に走ったり机上の条件を言ったり、地位の高い人からの案件は通したり(足元を見たり)等が見えると一緒に仕事はしたくないと思ってしまいます。クライアントさんに失礼だからです。

最初の資金調達がそうであれば、状況によっては貸し渋り・貸し剥がしが懸念されます。そのため、もし調達ができてもメインバンクにはなれない、若しくは他行肩代わりをクライアントさんと考えます。

皆様におかれましても、自社が今展開すべき時期なのか計る意味でも、あえて各担当者へ色々なご相談をされてみてはいかがでしょうか?毎月伺っておりますので、親身に相談に乗ることと思われます。

いずれにしても、餅は餅屋ではありませんが当事務所や金融機関・社労士等を味方につけた防護壁でも、業務としてできる事とできない事があるという部分をご理解して頂いた上で戦略を練ってもらえたらと願います。

以上、仕事上ではA型のつもりの十より


追伸:釧路美少女図鑑拝見しました・・・。

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コメント(1)

お説ごもっともですね!
異業種進出も進出される業界側から見たなら「なめんなよ!」ってなもんです。「本業で儲けることができないから異業種へ」という発想であれば十中八九失敗に終わりますから。事実、そうやって我々の○業界(○は漢字一文字)に進出して本業が大きく傾いた会社もあるわけでして。やはり本気度ですね。

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