エピソード101 ちょっとしたノンフィクション

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 札幌に出張した時のこと。
汽車に乗り込むと、すでに私の隣の席にご婦人がいらっしゃいました。
歳は60代半ば、しかしながらどこか気品漂う容姿をされていました。

 私はご婦人の旅行カバンを座席上の棚に積み込んであげると、自然に一言
「旅行ですか?」と出てしまいました。
私の性格上(B型)、こういう場合、誰かに話しかけることは乏しく、自分の世界に
浸っているケースが多かったからです。

 ご婦人も気さくに答えて頂き会話が始まりました。
聞けば、生まれも育ちも横浜ですが、10年前に北海道釧路市の魅力に取り付かれ、
ご夫婦で市内の建売を購入し移住されたとの事。
昨年、最愛の夫をガンで亡くされ1人家にこもっていましたが、このままでは駄目だと発起。
ツアー旅行に参加されることを決意したそうです。

 ご婦人は1人で札幌まで汽車で行くことは初めてで、緊張もされていた様子でしたが、
私のプチガイド(?)と途中車窓から鹿を見ることができ、驚きと同時に緊張もほぐれた感じでした。

 カバンを積み込んだお礼か、ご婦人はコーヒーをご馳走してくれました。
移動中、素敵な会話ができ感謝しています。ありがとうございました。

 ご婦人と別れた私は、未だにわかりませんが「狸小路の山○家に行かないと」と思い、
そこでラーメンを食し、その後腹痛に襲われ、トイレに駆け込みました・・・。
B型の行動ですかね・・・。無性に食べたくなりました・・・。

十より

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