「実査」とは、実物検査の略であり、監査担当者自らが、企業の所有する資産の実在性の有無及び数量を、直接現物に当たって確認することです。
「現金」「預金証書」「受取手形」「有価証券」「固定資産」については、当然ながら客観的な証拠を確認する必要があります。
特に、「棚卸資産」の実地棚卸については、巡回監査担当者が「立会」によってサンプリングでも構わないので、その実在性を確認することが大切です。
すなわち、巡回監査担当者は、デスクワークで単に帳簿上の確認をするだけではなく、実際に外に出て資産などを確認することで、企業の実態把握度合いが増し、この積み重ねが、経営助言活動の第一歩となることでしょう。
要は、机上だけの仕事ではだめだって事です。どんどん、外に出ましょう。
おしまい 甲賀
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