私の考える『ISO』

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高橋@甲賀事務所です。

当事務所は、昨年12月に品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001:2000の審理に適合しました。キックオフから約3年かかり、かなり大変な作業だったと感じます。
そもそも、「ISO」って何?皆さんもよく耳にすると思いますが、簡単に言うと会社の仕組みづくりです。

一昔前、建設関連の企業がブーム的に取得しました。
公共工事の入札や、金看板(認知度・ネームバリュー)が必要とされていた為だと思います。
しかし、現状はISOシステムを上手く活用している企業が少ないようです。

私は、「品質管理責任者」というシステム運用の責任者ですが、業務が大変というイメージは全くありません。むしろ、白or黒で仕事の流れがクリアに管理できることがすばらしいと感じています。具体的に言うと以下のとおりです。

①所長の理念、方針、ビジョンが明確である
②所員の管理体制(目標管理・責任と権限の明確化・教育)の構築ができる
③業務内容を統一し、所員の効率性や成果性を管理できる(所員レベルの標準化)
④所内で情報の整理、共有化をすることにより有効に活用できる
⑤業務に関して、上下関係無く話しやすい環境づくりが出来る(風通しが良い環境)
⑥その他たくさんありますよ

私たち税理士事務所はサービス業ですから、情報や知識提供(形の無いもの)の対価に顧問料をいただいている訳です。ですから、事務所のお客様には、担当者が独自の個性を出しつつ、同じサービス提供をしなければならないと考えます。
ISO導入から一年が経過しますが、「サービス業」に欠かせないシステムだと実感しています。

所長の考える経営理念や方針がお客様満足につながるよう、日々精進します!

PS 自分たちで考えたシステムを運用している訳ですから、無理なく、押し付けもないから、幸せな環境と思っているのは私だけでしょうか?あと、今月のサーベイランス審査ですが、朗さん、ヘルプお願いしますね。

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