ソクラテスは「自分は知らないというたった一つのことを知っている」と言った哲学者です。
彼は、人々が権力に抗うことに恐れていた中、人間に死刑を宣告することに反対したり、政敵を密告したり中傷したりすることに抗議しました。結局紀元前399年、「若者を堕落させ、神々を認めない」という罪で訴えられ、501人の陪審員たちは多数決をとり、ほんのわずかな差ではあったが、ソクラテスに有罪を言い渡しました。ソクラテスは恩赦を求める事ができたにもかかわらず、自分の良心と真理を命よりも大切だと考え、毒人参の盃を飲み干しました。
日本の武士道では、死よりも名誉となるのでしょうか。
ただソクラテスまでいくと、うっとうしいと感じるかもしれませんね。
【毒盃を仰ぐソクラテス】
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